皆様は如何お過ごしでしょうか?
私は年末をゆっくりしたいので
クリスマスイブの24日に大掃除をしまた。
窓ガラスや蛍光灯の傘を掃除すると
部屋の中が明るくなりますね!
さて、今年最後のメルマガは「空飛ぶマグロ?」です。
マグロが空を飛ぶ??
そう、空を飛んで日本へ来るのです。
私がイラクから帰国して勤務したのは
バブル絶好調頃の成田空港だった。
当時、日本はまだ休日などは税関や他官庁が休みだったが
米国などの諸外国からそれが貿易障壁などとの非難の声があり、
休日も開庁(官庁が仕事すること)となった直後だった。
バブル絶好調の日本へは高級食材が航空貨物で
到着していたが休日も官庁が仕事することで更に
その数量を増加させていた。そしてマグロが空を飛んで日本へ到着したのです。
どこから来るかと言うと私の記憶では
アフリカのモロッコ、トルコ、スペイン、アメリカなどは
高級の本マグロ。
東南アジアの台湾、フィリピン、グアムなどからは
キハダマグロやメバチマグロが到着していた。
それらのマグロは、貨物として梱包されて
航空機に搭載されて空を飛んでくるのだ。
そう、正真正銘の「空飛ぶマグロ」なのだ。
私が見た最高に大きいマグロは確か台湾から来た
500Kgぐらいのメバチマグロだったと思う。
何か大きい箱が空港の倉庫にあった。
あまりにも大きいので税関さんも確認の為、検査をした。
箱を開けると鯨みたいに大きいマグロが姿を現した!!
本当に大きいマグロ。
このマグロ卸市場でもし、1Kg5000円の
セリ値がついたらいったい幾らになるんだ??
おーーー、2百50万円!!
何て考えていたりして、
でも本マグロは当時1万以上の値段がついていた。
本マグロは100〜200Kgぐらいの重さだった。
て、言うことは百万〜2百万円・・・・・おーー!
すごい価格の商品が目の前を通り過ぎて行く。
それが毎日、世界各国から到着するのだ。
マグロ以外にも鯛、シマアジ、カンパチ、蟹、サーモン、
イクラ、筋子、鱈子、ウニなどの海産物や切花、フルーツ
野菜の農産物と牛肉などの畜産物が到着していた。
当時の成田空港は、成田市場とも言われるくらい
生鮮食品が毎日到着していたのだった。
私はマグロが捕獲されてから
日本の食卓に並ぶまでの輸入通関と輸送の仕事を
していたが最初にその職場へ転勤した時には
私が通関したマグロが国内の消費者の口へ入るのだと
考えていたら、凄く感動したことを覚えている。
航空貨物で到着する水産物は
冷凍品はあまりなく、殆んどが生ものなのだ。
つまり獲ってから箱に入れ氷詰めにして送ってくるのだ。
その頃から日本の食生活も変化したような感じがする
まず、一年中食べられるアスパラガス。
今では普通に食べているがアスパラガスの国産は春先から初夏までの
商品だがその後は、ニュージーランドやオーストラリアから到着し
年明けから国産の出荷前まではメキシコ、アメリカから到着する。
その他、タイや中国からは1年中到着する。
また、オクラはタイやフィリピンから1年中到着する。
そして現在の日本は季節感に関係なく生鮮食品は
マーケットにあるのだ。
当時はバブル絶好調でその輸入数量も鰻上りだった。
物が有り余っている時代だった。
その後の日本は物がダブツキ消費が減速し不景気になった。
私は、その時のことを思い出すと
私利私欲の為に物を市場に過剰供給することは
自然の節理に反する事だと思った。
その結果、当時の生鮮食品の輸入業者が
殆んどバブル崩壊と共に倒産していったのだった。
私は自分の仕事がそうならないことを
常に心に念じて行きたい。
次回のタイトルは、「11月の第三木曜日って何の日?」

