2006年01月13日

アメリカのさくらんぼ!!(2006.01.11 VOL029号)

イラクから帰国した私は成田空港の輸入貨物を
 担当することになり半年が過ぎた。
  5月、新入社員が初々しいこの季節に
   アメリカからチェリーが飛んで来るのだ。

成田空港は、別名生鮮市場で5月は
 アメリカンチェリーの解禁の季節。
  この年からカリフォルニア産が開始した。

その初めて到着したカリフォルニア産のチェリー、
 意外と小ぶりで色もまだ赤いので酸っぱい。

アメリカンチェリーの色は
 マホガニーレッドと言い、濃い紫の色だ。
  赤いのはまだ熟していないチェリーのこと。
   また、日本へ到着するサイズはUS No.1と言われ
    一番大きいサイズのチェリーだ!

私は何故か検品係りを命じられ
 植物検疫所の検査場で検査の終了した
  チェリーのサイズや糖度を検品して
   お客さんへ案内することだった。

お客さんからは味はどうだと
 よく聞かれるので何個か試食することもあった。
  私はそこで初めてアメリカンチェリーを食べた。

毎日、朝から晩までチェリーの試食をした。
 普通の人から見れば羨ましいかもしれないが
  とんでもない話しだ!

それは食べすぎなので腹は下り
 酸味が強いので気持ち悪くなる。
  そんなこともあり口に入れて味わってから
   飲み込まないことにした。

またこの時期にはカリフォルニア産イチゴが到着する。
 このイチゴはケーキなどのデコレーションに使用するものだ。
  このイチゴ、固くて形は良いがとても酸っぱい。
   実際にはクリームといっしょに食べるので
    丁度良い酸っぱさになるのだ。

そのイチゴはいつも急ぎだとお客から言われている。
 その為植物検疫検査の申請をする為、
  早出して申請をしているのだ。

その早出はとっても過酷なものだった。
 まず、始発の電車で通勤するのだ。
  そしてカリフォルニアのイチゴが到着するJL047便の
   書類を引取に日本航空の事務所へ行く。
    朝、6時前後だ。

書類を引取ったら大急ぎで必要書類を抜取り
 申請書に添付して大急ぎで植物検疫所へ走る
  同業他社も同様に走る。
   まるでレースなのだ。

ある時同業他社は走る箇所でバイクを使用した。
 当然、バイクの勝ちだが空港内では速度規制があり
  直ぐにバイク禁止になった。
   私はそのころからデブになっていたので
    息をハァハァと言いながら走ったものだ。

そんなことをしているうちに
 私の足はマメだらけで走れなくなった。
  暫しの早出はなしになり、回復した後はマメが固くなり
   走るのは問題なくなった。

ところでアメリカン・チェリーに
 日本の佐藤錦とアメリカのさくらんぼを掛け合わした
  レー二ア種と言う種類がある。
   このさくらんぼ、見た目は佐藤錦だが
    大きさがアメリカンチェリーサイズなのだ!!

すごく食べ応えがあり
 ただし糖度が佐藤錦より高いような気がするので
  どちらかと言うと大味かな??
   今年も5月になれば到着すると思うので
    皆さんも一度は試してみては如何でしょうか?

でも、何でこんなに輸入するのかと
 考えてしまう程の輸入量です。
  まぁ、この時期に他にフルーツがないので
   青果売り場での目玉商品になるのかな?
    何て話もあるかもしれない。

次回のタイトルは、「オランダの球根」
posted by デブおやじ at 22:49| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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