2005年07月27日

サルサル湖での話し(2005.7.27 VOL009号)

バクダッドの西、ヨルダン方向へ約150Kmの
ところにサルサル湖はあります。

この湖に行くきっかけは、前回のメルマガで
お話した、イランからミサイルが飛んでくるからでした。

バクダット市内からヨルダン方面に向かう
 国道をサルサル湖へ2台のランドクルーザー
  走りはじめました。

途中の国道沿いは西部劇の舞台そのもので
 枯れ草みたいなものと風が吹くと
  クルクル回りながら転がる枯れ草。

時には、小さな集落があるところも
 時々あるが、何十キロ間隔という感じでした。
  こんなところで、ガス欠になったら
 それこそ誰も来ないくて命取りだろうなーーと
  考えながら2台の車は、走り続ける。国道を1時間以上走った時、
 誰かがそろそろ国道から外れて
  サルサル湖方面の道があるはずと
   言い始めた。

みんなでその道を探し始めると
 国道から石と泥の山での方へ
  伸びる道を見つけた。

車は、その道を走りはじめた
 石と泥の山を幾つも越えた頃、
  遠くの方に何かとてつもない
   大きいものが見えてきた。

みんなが、わーーーー
 まるで海だ!!
  水平線が見える。
   その水平線の上に何かが見える。

誰かが、蜃気楼だ!! 
 と叫んだ。
 よく見ると、その水平線上にビルが
  沢山見えるのだ。
   あれは、ヨルダンの町のビルだ!!

何とも神秘的な湖である。

皆で、昼飯の準備がはじまる。
 30cmぐらいの石を集めて
  囲み、炭火焼の準備開始。

何と、バーベキューをし始めた。
 とても優雅な気持ちで皆で美味しく
  食事をしていると

近くにいた、イラク人が
 物珍しさに近寄ってくる。
  しかし、安心はできない。
   何故なら、彼らの目つきがよくない。

隙さいあれば、
 何とやらの人たちなので
  持ち物には厳しく監視です。

誰かが、こいつらヘラヘラした顔して
 見ているけど気を付けろと言った。

また、娯楽はないだろうからと
 麻雀台を持っていった。
  こんなの湖まで持っていくのは
   日本人ぐらいだろなーーと思った。

麻雀が始まると、また物珍しそうに
 イラク人が集まってきた。
  気を付けろと誰かが叫ぶ!!

と、我々からユックリと去って行く
 イラク人の横腹から、
  黒いアタッシュケースがはみ出して見えた。

おーーーーー。盗られた!!
 と誰かが叫び!
  1人があの犬にもご利用した
   金属バットを持って
    急いで走って追いかけた。

さすがにアタッシュケースが
 重たいのでイラク人は投げて
  逃げていった。

そうです。
 アタッシュケースの中は、貴重品や
  重要書類が沢山入っており
   多分8キロぐらいはあったと思います。

本当に気を抜くことが出来ない。
 皆でそう言うと麻雀しない人で
  周囲の監視をすることにした。

でも、このサルサル湖は、どのくらいの
 広さか分からないが、とにかく大きい
  水平線が見えるのだから。
実際の大きさは、地図にも明確に記載されて
ないので大きい湖という表現にしました。

この湖は、太古の時代からここで
 水を求めてくる人や動物を幾度となく
  救ったに違いないと実感した。

夕方になり、そろそろ帰ることにした。
 途中、国道を走行中に地平線に
  日が沈むのを見て
   何か、寂しく感じた。何故?

本日の教訓
 日本国外では、まず危機管理を考えろ。
 近くに寄ってくる人には気を付けろ!
posted by デブおやじ at 00:47| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/5387978

この記事へのトラックバック