2005年11月22日

空港で魔の36時間!!(2005.11.22 VOL022号)

私のイラク滞在が約6ヶ月過ぎたところだった。
あーーーー、やっと半年過ぎた!!
 日本へ一時帰国ができる。
  日本へ帰ったら何食べようかな?
   何て、考えていた。

さぁ! 出発の日の朝だ。
 いつもと同様、朝食を済ませて空港へ向かった。
  いつもは貨物地区だが今日は旅客ターミナルだ!

そうです。
 一時帰国するのです。
  朝、8時過ぎに空港へ到着。
   まず手荷物のチェックインです。

そして、自分自身の出国手続きです。
  出発する時も手荷物検査と
   あのボディーチェックもありました。
    特にUS$の持ち出しは厳しくチェックされた。皆は財布には入れず
 靴下の隙間や靴の中じきの裏などに隠していた。
  見つかれば没収どころか、本人も出国できなくなる。

本当に怖いことが多い国だ!
 まぁ、戦争しているので外貨獲得は
  どんな手段でも行うと思った。

さて、無事出国審査も終了し
 まず、第一の関門は通過。
  座席番号がないボーディングパスを手にして
    トランジットルームへ向かう。

トランジットルームには、
 どこの国にもある免税店があった。
  しかし、その免税店、名ばかりで
   商品は少なく且つ、国内より高い!!

ここでも外貨獲得か!!
 商品を見ていると。・・・・売れ残り商品を
  いつまでも陳列している店を思い出した。

それにしても出発時間より5〜6時間も早く
 チェックインしているので待つ時間が
  暇で暇で、待合室の中をぐるぐる歩いて
   その内、お腹がすくので持ち込んだ
     おにぎりを食べ一眠りする。

でも、出発時間の2時間前からは
 寝てられない。
  それは、座席番号がないボーディングパスだからだ!

座席番号がないボーディングパスとは、
 席の割り振りをしてないので何人にでも配布される。
  そして遅く機内へ入ると席はなくなる。

座れないと搭乗できないので、
 スチュワーデス(現在のフライトアテンダント)は、
  その乗客ではなくて、あぶれ客を機外へ誘導したら
   出発のサインなのです。

こんな状況なので、出発時間の2時間前から
 出発ゲートに係員が来ると乗客はすぐに並ばないと
  乗り遅れる恐ろしい結果になる。
   これが第二の関門なのだ。

その時間が刻々と近づいて来たが、
 その日は状況が何か変だった。
   それは、出発時刻がどんどん遅れて行くのである。

そして、夕方になり
 待合室にアナウンスが・・・・
  「バンコック経由東京行きは、
    機材メンテナンスで明日まで出発しません。
     これから夕食を配給するので
      どこどこへ来て下さい。」との案内だった。

最悪だ!!
 普通の国なら、航空会社の負担で空港近くの
  ホテルへ一泊という所だがそんな期待は
   しない方がいいのがこの国です。

私は、石の様な硬いパンと着色料全開のジュースと
 何かを貰い一応口に入れた。(何故か、食べたと書きたくない。)

それで、この殺風景な待合室で一泊することになる。
 夜になっても眠れない。
  何故なら目つきが悪い人間ほど
   夜になると動き始めるからだ。

他にも日本人が何人かいたので
 皆で話して見張番を順番にして
  仮眠することにした。

そんなことをして翌朝になる。
 しかし、出発時刻は案内されない。
  また、朝食を配給するのでどこどこへ来て下さい。と
   案内があった。

今度は、ジュースとビスケットだけだ!
 ひどい食事だ!でも、空腹には勝てないので口に入れた。
  間もなく待合室で24時間だ。空港に到着してから26時間だ

昼がまた来た。空港に入り30時間が過ぎた。
 でも出発時間は案内されない。
  どうもエンジン辺りを何人か見ているが交換部品が無いらしい。
   部品を待っているようだ。

また、日が暮れてきたもう、36時間だ!!
 と周囲がざわざわしだした。
  案内板に出発時間が出ている。
   8時ぐらいだった記憶だ。

あと2時間で出発か。
 また、緊張の2時間がはじまる。
  そして、係員が出発ゲートへ来た。

36時間待った乗客は疲れを忘れて
 出発ゲートへ並んだ!!
  私も急いで並び前から20番目ぐらいで並べた。

それから2時間後、出発ゲートが
 開けられ、係員が中への合図が出た。
  その後は、まるでマラソンのスタートの様に
   乗客は機内へと流れ込む。

私も負けずと機内へ向かう
 そして席に座った。
  第二の関門を通過した。
   その内、席に座れない客がうろうろとしてきた。
    それが出発の合図だ。

席に座れない客が機外へ出されて
 ドアが閉じられたがまだ出発しない。
  まだ整備が完全じゃないようだ。

今度は機内で待つことになる。
 一時間ぐらい待ったあと急にガックンと
  機体動いたやっと出発だ!!

何と空港に到着してから36時間を過ぎてから
 出発となった。

航空機は滑走路を走り機体は
 空中へと飛びはじめた。

あとは、タイ、バンコックを経由して
 成田空港へ向かうだけだ。

離陸して間もなく機内食が出た。
 とりあえず無理に口へ入れて。

即効で寝る。
 殆んど寝てなかったので即寝れた。
  目が覚めるとバンコックへ
   着陸態勢に入り耳が気圧でツーーーンと
    なっていた。

もう、すぐ日本だ!!

ここで、一言!!
  「空港のトランジットルームへ
     泊まるのはもう嫌だ!!」

次回のタイトルは、「住めば都のバクダッドだ!」
posted by デブおやじ at 08:14| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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